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マンクス・ロフタンを知る

マンクスのホームグラウンド

マンクス・ロフタンの故郷はカンブリアの真西に位置するマン島です。
この島は英国の自治島のひとつで、法律も貨幣も習慣、言語すべてが英国と異なります。
このマン島には過去4千年の間、ピクト人、ケルト人、バイキングの人たちといろいろな民族が移住してきました。羊も同様です。
千年前のバイキングの墓から発掘された紡毛のマントの断片は、現在のマンクスロフタンの先祖のものに間違いないといわれています。そしてその羊はバイキングの羊:シェットランド・シープと大変似ていることや、
ちょうど千年ほど前にマン島がバイキングの支配下にあったことなどから、今のマンクス・ロフタンはバイキングの羊だと考えられています。
ロフタンという言葉も「小さな、愛らしい茶色い奴」というバイキングの言葉です。

稀少羊種

マンクス・ロフタンは絶滅の危険度が高いレア種で、英国のRBST(稀少家畜保護トラスト)の保護下にあります。
この純粋種の保護・保存の目的から1990年、日本へ20頭がやってきました。
そして現在では北海道・岩手・山形・山梨・静岡・神奈川で計100頭を越えるマンクスロフタンが飼育されています。

角は2本から4本、時には6本角のマンクス・ロフタンもいます。
概してオスは メスよりも大きくて強い角を有しますが、その形は大きく分けて、前方にカーブするものとサイドにカーブするものがいます。

ウールの色

ウールの色はその名前のごとく茶色一色です。しかし茶色の範囲は広く、仔鹿色からダークブラウンまであり、中でも赤みがかった茶色(ムーリット)を純粋種としています。
毛質は、シェットランドに似たしなやかなタイプと短毛種のような弾力のあるタイプがあります。

毛刈り

マンクスのような原種の羊には、野生種にみられるような換毛という自然に抜けかわる能力が残っているものもいます。
こうした羊の毛はハサミやバリカンで刈り取るのではなく、肌からフワッと浮き上がったような状態の毛を、軽く引き抜くように手摘みすることも出来ます。